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ワンだ~ランド

wandaland.exblog.jp

なにげない出来事を薄く薄くのばしていく金箔職人ワンだの世界

深夜に響くトイレを流す音。。。。?
私には心当たりがあった。

実はこの建物は曰く因縁付きの土地に建てられている。
はっきりした理由は知らないが、とにかく
「良くない土地」という事で地元では密かに有名だった
らしく、長い間買う人がいなかったのだ。

この土地については2007年5月に詳しく書いている。

お侍さんや普通の(?)幽霊さんに加えて、土の下からは
何とも表現しようのないモノがわらわらと湧き出て来た
らしく、地鎮祭に来て頂いたお上人様は生汗を掻きながら
読経された、というエピソードを思い出す。

そう言えば霊感のあるワーカーさんが、祭壇のある部屋に
いると視線を感じると言っていたし、他のワーカーさんも
何かを目撃したそうだ。

「誰からかじーっと見られてる様な気がするんですよね~。
 あの部屋なんかありますよ。
 絶対あると思う、だってなんかおかしいもん。」

そりゃあるに決まってるさ。 ふおっふおっふおっ
しかし私は徹底的にとぼける事にした。

「えっ、そう?私はぜーんぜん感じらんけどねー。」と。

ここら辺は水道料が高いし、水を無駄にするとは何事だ。
水道も井戸も無く、何キロも歩いて生活用水を汲みに
行く人達もいるのだ。

      許せん

私は早速トイレの中を覗き込んだが、もちろん誰も
いない。

「だめっ!水がもったいないでしょっ。」

私が無人のトイレに向かって一喝するのを聞いていた
フクオカさんの笑い声が聞こえる。

男子便器のセンサーの誤作動かもしれないが、
それ以来ぴたりと止まってしまった。
ここの幽霊さん達はとても聞き分けがいいのだ。
うん、きっとそう。
# by wanda_land | 2009-07-26 22:42 | ワンだ日記
深夜に響くトイレを流す音。。。。?
私には心当たりがあった。

実はこの建物は曰く因縁付きの土地に建てられている。
はっきりした理由は知らないが、とにかく
「良くない土地」という事で地元では密かに有名だった
らしく、長い間買う人がいなかったのだ。

この土地については2007年5月に詳しく書いている。

お侍さんや普通の(?)幽霊さんに加えて、土の下からは
何とも表現しようのないモノがわらわらと湧き出て来た
らしく、地鎮祭に来て頂いたお上人様は生汗を掻きながら
読経された、というエピソードを思い出す。

そう言えば霊感のあるワーカーさんが、祭壇のある部屋に
いると視線を感じると言っていたし、他のワーカーさんも
何かを目撃したそうだ。

「誰からかじーっと見られてる様な気がするんですよね~。
 あの部屋なんかありますよ。
 絶対あると思う、だってなんかおかしいもん。」

そりゃあるに決まってるさ。 ふおっふおっふおっ
しかし私は徹底的にとぼける事にした。

「えっ、そう?私はぜーんぜん感じらんけどねー。」と。

ここら辺は水道料が高いし、水を無駄にするとは何事だ。
水道も井戸も無く、何キロも歩いて生活用水を汲みに
行く人達もいるのだ。

      許せん

私は早速トイレの中を覗き込んだが、もちろん誰も
いない。

「だめっ!水がもったいないでしょっ。」

私が無人のトイレに向かって一喝するのを聞いていた
フクオカさんの笑い声が聞こえる。

男子便器のセンサーの誤作動かもしれないが、
それ以来ぴたりと止まってしまった。
ここの幽霊さん達はとても聞き分けがいいのだ。
うん、きっとそう。
# by wanda_land | 2009-07-26 22:42 | ワンだ日記
昨日は46年ぶりの皆既日食が観測され、私の住んでいる
地域でも部分日食を見ることができた。
神秘的な光景にしばし圧倒される。

そんな折も折、私の初夜勤がこの日やって来た。
私の様な事務畑の人間にはガクブルな勤務である。
相方のフクオカくん(20代男性ヘルパーさん)にして
みれば大災難である。

あれは3週間ほど前だったろうか。
突然それを聞かされたフクオカさんの心中お察し申し上げる。

「え、ワンださんとですか?。。。。。」

じゃろうじゃろう、当惑するのは当たり前じゃろう。

「今から謝っとくね。どうもすいませんでしたー!」
私は深々と頭を下げたものである。

ベッド⇔車椅子の移乗介助、尿取りパッドの交換などなど、
少しずつ夜勤者に必要な仕事を覚えていったが、
尿取りパッドの交換にはやや抵抗がある。

便や尿を大量に含んでたぷたぷのバッドやおむつを
触るのは平気だが、入居者さんの下半身を見ざるを
得ないのがツライ。誠にツライ。
大事なところを見ちゃってごめんなさいっ、なのだ。

汚染した尿取りパッドをぎこちない手つきで外す私に
申し訳無さそうに何度も「手を取ってごめんなさいね。
あなたに汚い事させてね~。」と言われる方もいる。

いかにも上品な奥様といった雰囲気のミヤザキさんに
とって、パッドやおむつの交換はさぞかし屈辱的な事
だろう。

「こちらこそ慣れない手つきですみませーん。
段々上手になりますからね、ミヤザキさんも色々ご指導
して下さいね。
『あなたっ、そうじゃないでしょ。もっと左』とか、
『もっと右よ』とかね。
それとコールを鳴らすのを遠慮なさらないで下さいね。
私が居眠りしない様に起こしてもらわないと。えへへ」

色々話しながら2人でアハハハ~と笑っている内に、
パッド交換がすむ。

問題は男性の排泄の後始末である。
「ワンださんに、ち○こ巻きの仕方を教えときますね。」
先輩ワーカーさんがさらりと言う。

わっ わっ わっ 私がするのか、それを。
そのーなんちゅうか、ち。。。ふんじゃらかんじゃら巻きを。

「ほら、こうやって新しいパッドを上から巻いといて、
汚れたのをさっと抜けばち○こに触らなくて、すぐに
できるでしょ?」

先輩ワーカーさんがむんずとソレを掴んで素早く処理
するのを、私はただただ呆然として見つめるのであった。

16時間の長丁場を越せるかどうかも不安の1つだ。
よし、こんな時こそお不動さまのめらめらパワーを頂こう。。。。
# by wanda_land | 2009-07-23 23:28 | ワンだ日記
早出をして、朝食の準備をしながら夜勤者と世間話を
していた時、その同僚(通称「おっちゃん」)が
こんな事を言い出した。

「人生色々ありますよ~。
辛い事とか苦しい事とかいっぱいありますよね。」

私は高野豆腐の煮物をまな板の上で刻みながら、
うんうんその通り!と相槌を打っていたが、次の言葉に
危うく指を荒刻みにするところであった。

「でもワンださんはいいじゃないですか~。
なんにもなくて~。」

はあああああああああぁあああああぁああ?????

私の頭頂部には色とりどりのはてなマークが恐らく
きっと多分もしかしてひょっとする間違い無く
35本立っていたに違いない。

何も無いってなんだよっ。
あり過ぎて困っちゃってるんだよっ。
ワンだ家滅亡の危機なんだよっ。

「いやいや、おお有りですよ~。
毎日絶叫マシーンに乗ってる様なもんなんですから。」

おっちゃんにもそれ相当の迷惑を掛けているのだから、
この件に関してはある程度知っているはずだ。

沢山の人々を巻き込んでいるし、きっと相当な物議を
醸すので、いくら匿名だと言ってもその詳細はブログ
には書けない。

自称金箔職人のワンだの手にかかれば、原稿用紙2枚分の
このネタを叩いて叩いて叩きまくって400枚位には
できるのだが、今はそれも叶わない。
残念至極である。           

おっちゃんとの会話を久々に会った麻里ちゃんに
話したところ、
「いいじゃないですか!
もしそれが私だったら『勝った!』って思いますよ。」
といつものキラキラおめめで言ってくれた。

確かにその通りだ。

何の苦労も無くのほほ~んとしていると思われた事に
気落ちする反面、「世界中の不幸を一身に背負って
がっくり老け込んだ可哀想な人」として私が彼の目に
映っていなかったのは喜ばしい事かもしれない。
それが私の理想でもあるのだから。

血の出る様な苦労をしながらも、春の日差しの様に
ほんわりと暖かく幸せそうな人。。。
ただただ素晴らしいと思う。

自分の未熟さ故におっちゃんの何気ない言葉に
かちんときた自分を恥じる。
# by wanda_land | 2009-06-11 22:11 | ワンだ日記
という事で久々の更新である。

今禁断症状に苦しんでいる。
手の震えとかめまいとか幻覚とか口渇とか頭痛とか
腰痛とか膝痛とか便秘とか、とにかくありとあらゆる
症状に苛まれている。。。。様な気がしないでもない。

何故か。

大大大大好きなペリー・ローダンの本が読めないからだ。

同僚から借り続けて270巻まで読んだところで、
私の異動が決まり、同僚と職場が離れてしまったからか、
本の貸し借りがぱたっ      と止まってしまった。

このドイツのSF本、ただものではない。
複数の作家による宇宙ヒーローものだが、1961年から
ずっとずっとずっとずっとずーーーーと続いていて、
本拠地ドイツでは今年7月17日に2500話が出版の
運びとなるらしい。

ギネスブックには、「世界最長の小説シリーズ」として
記録されている。

日本では1冊(1巻)に2話まとめられているので、
ドイツ本国の2500話=日本の1250冊目となる計算だ。
ところが1971年から翻訳本が出ているものの、まだ
360巻までしか出版されていない。
現時点で既に900冊以上も開きがあり、到底追いつかない。

ローダン・シリーズが終わりそうだという噂も聞かないし、
最悪の場合私が生きている間にこのシリーズは完結しない
かもしれない。

あともう1回生まれ変わる必要がありそうだ。

たとえ原作が同時進行で翻訳されたとしても、あまりにも
膨大な量なので、死ぬまでに読み終わるのはまず
不可能である。

いっそ次回はドイツ人か、ドイツ語圏内の人間にでも
転生すっかな。。。

更に恐ろしい事に、この「宇宙英雄ペリー・ローダン」の
中の主要な登場人物の1人「アトラン」を主人公にした
小説が、なんと奥さん、850巻もあると言うのだ。

アトランは他惑星からやって来た不死者で、人類が洞窟に
住んでいた頃から地球に関わっている為、エピソードには
事欠かないだろう。

にしても、850巻とは。。。。

1グラムの金を叩きまくって畳10畳分に広げる
金箔職人の如く、3行で終わる内容を400字詰め
原稿用紙3枚に叩き伸ばしているこのワンだも、
尻尾を巻いて逃げたくなる程のスケールの大きさだ。

幸い(と言うのもヘンだが)、ローダンシリーズから
スピンオフしたこの小説は日本語版が無い。
今でさえ読む時間があまり無いのに、こんなもんが和訳
されたら完全に身を持ち崩してしまうに違いない。

禁断症状に苦しめられながら、今は仕方なく他の本を
寝る前に読んでいる。
小林よしのりの「戦争論3」である。
よしりんのこの戦争論シリーズもまた抜群に面白い。
その話はまたいつか。。。
# by wanda_land | 2009-05-25 22:02 | ワンだ日記

by wanda_land