ラストスパート
とうとう異動まであと数日となった。
1日も早くこの場を逃げ出したいところだが、いかんせん
肝心要の請求事務がまだ終わっていない。
最後にこれを仕上げていかなければまた嫌味を言われるに
違いないと思い、土・日を返上して必死に数字を書き込み
電卓を叩いた。
たまたま日曜日に出勤し、犬山さんと一緒に仕事をしていた
時の事だった。
「ワンださんがいなくなったら、どうなる事か。
あ~あ。。。」と犬山さんが憂鬱そうにため息をついたのだ。
おや?と思った。
犬山さんに対しては鬼山・鬼林コンビはとても好意的だ。
関係は良好なはず、そう思い込んでいたのだが、
「え~~、でも鬼林さんもたまにかなりきつい言い方を
される時がありますよ。」とひそひそ声になる。
意外だった。
その話がきっかけとなり、今まで決して私と犬山さんの間では
交わされなかった話題でその日は大いに盛り上がって
しまった。
もちろん話題の主役は鬼山と鬼林である。
鬼山のせいでここに来た早々辞めたいと思っていた事や、
不機嫌な鬼林から時たまポンポン言われていた事など、
彼女なりに我慢していた様だった。
1日も早くこの場を逃げ出したいところだが、いかんせん
肝心要の請求事務がまだ終わっていない。
最後にこれを仕上げていかなければまた嫌味を言われるに
違いないと思い、土・日を返上して必死に数字を書き込み
電卓を叩いた。
たまたま日曜日に出勤し、犬山さんと一緒に仕事をしていた
時の事だった。
「ワンださんがいなくなったら、どうなる事か。
あ~あ。。。」と犬山さんが憂鬱そうにため息をついたのだ。
おや?と思った。
犬山さんに対しては鬼山・鬼林コンビはとても好意的だ。
関係は良好なはず、そう思い込んでいたのだが、
「え~~、でも鬼林さんもたまにかなりきつい言い方を
される時がありますよ。」とひそひそ声になる。
意外だった。
その話がきっかけとなり、今まで決して私と犬山さんの間では
交わされなかった話題でその日は大いに盛り上がって
しまった。
もちろん話題の主役は鬼山と鬼林である。
鬼山のせいでここに来た早々辞めたいと思っていた事や、
不機嫌な鬼林から時たまポンポン言われていた事など、
彼女なりに我慢していた様だった。
by wanda_land
| 2005-09-18 23:29
| ワンだ日記