狸山さんが仕掛けた罠
私の肌は化粧品を選ばない。
化粧品によるトラブルは滅法少ない。
一時期は異国の美容液にちょっこりはまっていたが、つなぎに買った国産の
美容液と大差が無いと感じ、以降はやっすい物を好んで愛用している。
ある時顔見知りの狸山さん(仮名)から、「お肌のマッサージを受けに
来ませんか?とっても気持ちいいですよ。」と誘われ、マッサージだけなら、
とのこのこ出かける事にした。
タダより高い物は無い。
相手はずっと前から知っている狸山さんだし、とすっかり油断していた私は、
たった1人で6人の海千山千のおばさん達を相手取るはめになって
しまった。
場所は近くの旅館である。
指定された時間通りに行くと、彼女達はまだ食事の真っ最中で、私はそれを
ぼーっと眺めながら待たなければならない。
食事の前に温泉に入ったらしく、狸山さん以外の全員がスッピンだった。
ご馳走をぱくついている彼女達の脇の下座にちんまりと座る。
お茶の1杯くらい出せちゅう話である。
居心地の悪さを感じながらおりこうさんに待っていると、かの狸山さんが
語り始めた。
「もーねー これを使ってから肌が物凄く良くなったんですよー。
主人も子供達も『お母さん、キレイになったね~。』とすっごく喜んでるん
ですよー。」
そんな魔法の様な化粧品があるもんかい。
ほー そりゃめでたいのう。
とりあえずにこにこしながら聞いていたが、内心では「これはちょっと
まずい事になりそうだな。」と焦り始めてきた。
どうやら罠にかかったらしい。。。
化粧品によるトラブルは滅法少ない。
一時期は異国の美容液にちょっこりはまっていたが、つなぎに買った国産の
美容液と大差が無いと感じ、以降はやっすい物を好んで愛用している。
ある時顔見知りの狸山さん(仮名)から、「お肌のマッサージを受けに
来ませんか?とっても気持ちいいですよ。」と誘われ、マッサージだけなら、
とのこのこ出かける事にした。
タダより高い物は無い。
相手はずっと前から知っている狸山さんだし、とすっかり油断していた私は、
たった1人で6人の海千山千のおばさん達を相手取るはめになって
しまった。
場所は近くの旅館である。
指定された時間通りに行くと、彼女達はまだ食事の真っ最中で、私はそれを
ぼーっと眺めながら待たなければならない。
食事の前に温泉に入ったらしく、狸山さん以外の全員がスッピンだった。
ご馳走をぱくついている彼女達の脇の下座にちんまりと座る。
お茶の1杯くらい出せちゅう話である。
居心地の悪さを感じながらおりこうさんに待っていると、かの狸山さんが
語り始めた。
「もーねー これを使ってから肌が物凄く良くなったんですよー。
主人も子供達も『お母さん、キレイになったね~。』とすっごく喜んでるん
ですよー。」
そんな魔法の様な化粧品があるもんかい。
ほー そりゃめでたいのう。
とりあえずにこにこしながら聞いていたが、内心では「これはちょっと
まずい事になりそうだな。」と焦り始めてきた。
どうやら罠にかかったらしい。。。
by wanda_land
| 2006-03-16 22:14
| ワンだ日記