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ワンだ~ランド

wandaland.exblog.jp

なにげない出来事を薄く薄くのばしていく金箔職人ワンだの世界

更年期障害? 

何年か前に異常な感覚に悩まされた事があった。
自分の口の中、特に「舌」がとても気になるのだ。
喋る時には舌の両側が奥歯の内側に接触するが、特に舌が腫れ
あがっているわけでもないのに、歯が当たる部分が痛くて会話をするの
がとても億劫になってしまった。

まるで奥歯に被せていた銀冠の端が尖っていて、それで舌が擦れて
いる様な痛さだった。
はっきり喋ろうとするとそれがひどくなるので、当然呂律も回らなくなる。

おまけに口を閉じている時に、舌と下顎の間に空気というか隙間が
あると、なんとも言えない不快感を感じるのだ。
上手く表現するのは難しいが、口の中がくすぐったくなるのである。
眉間に向かって先端が尖った物を近づけると、眉間の奥がずーんとして
むず痒い様な何とも言えない感覚があり、それと似ていなくも無い。

寝る前に本を読んでいる時にその症状はひどくなっていたと思う。
わざと音読してみるとやはり舌が奥歯と擦れて痛くなり、黙読しようと
すると今度は舌と下顎の間にできる隙間が気になってくる。

口の中の唾液も空気もすっかり無い状態にしてみたり、逆に口を半開き
にして思い切り力を抜いてみたりしたが、どちらもあまり効果的では
なかった。

黙っているとそのなんとも言いようの無い違和感に苛立ち、喋り出すと
舌の両側が痛くなる。
なんとも不自由この上ない。
いっその事舌の両側を少し切除して細くしてみたらどうだろう。。。。
私は細長くなった自分の舌を想像してみた。

それを友人に話すと「それさー、やばいんじゃない?」と率直な意見を
言ってくれた。
もちろん私の精神面がやばいという意味だ。
そんな異様なアイデアなど正常な人間だったら決して思いつかないし、
私自身尋常ではないなという自覚はあった。

有り難い事にこの症状は長くは続かなかったが、あれは何だったの
だろう。
あえて病名を付けるとするならば、何という病気だったのだろう。
いったいどこの神経を病んでいたのやら。。。
by wanda_land | 2006-04-29 22:17 | ワンだ日記

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