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ワンだ~ランド

wandaland.exblog.jp

なにげない出来事を薄く薄くのばしていく金箔職人ワンだの世界

一応危機脱出

犬ごときに人間はこれ程までに取り乱すものなのか。
腰さえ痛くなかったら走ってでも帰りたい気分
だった。
私はてっきりアーニーが死んだと思っていた。

なんで?
なんで私を待っててくれなかったの?
出勤する時はいつもと変らなかったのに。。。

地団駄踏みながらなかなか来ないタクシーを待つ。
そこへ兄から「普通に戻ったよ」というメールが
来たが、タクシーもそろそろ来る頃だし、自分の目で
確認したかったのでやはり一旦帰る事にした。

自宅に戻ると母と兄夫婦がいて、フェンスの向こう
にアーニーの姿が見える。
人間好きでお客さん好きのアーニーは、家族3人に
加えて私までやって来たので、よほど嬉しかったのか
尻尾をフリフリしながらぴょんこぴょんこしていた。

母の話によるとアーニーは立とうとしてバランスを
崩して倒れ、手足を痙攣させ白目を剥いたと言う。
失禁状態で呼吸をしていない様に見えたので、
アーニーが死んだと思い、うろたえながらやっと
私の職場に電話を掛けてきたというワケだ。

電話をした直後に兄夫婦が駆けつけると、それまで
白目を剥いていたアーニーがきょろ~んと目を
動かし、よりによって義姉に近づいて、犬が大の
苦手な義姉をびびらせた。

大きな尻尾を振りながら、私の手をぺろぺろ舐め
回しているいつものお気楽なアーニー。
よかった、また会えたね。。。

職場に戻り同僚にざっと説明した。
職員数が少ないので迷惑をかけてしまったが、
「犬も家族だもんね~。」と言ってくれたので
ありがたかった。

安心したら力が抜けてきたので入居者さんの1人
(ばーさま1)に抱きつくと、「気色の悪かっ。」と
即座に断られた。
もう1人の入居者さん(ばーさま2)が呼んでくれた
ので、私は遠慮無くその方に抱きついて甘えさせて
頂く事にした。

今のかかりつけの獣医さんはきちんと説明をして
くれるし、受診料も妥当だったが残念ながら場所が
ちょっと遠い。
いざとなったらご近所の方が都合がいいので、今回
病院を昔からのかかりつけ医に変える事にした。

先生のお嬢さんが獣医さんになって帰って来ている。
お父さん先生はちょっとハテナマークが付く方
だったが、娘さんの方は評判も良いらしいので、
明日早速アーニーを連れて行くつもりだ。
by wanda_land | 2007-03-14 20:27 | ワンだ日記

by wanda_land