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ワンだ~ランド

wandaland.exblog.jp

なにげない出来事を薄く薄くのばしていく金箔職人ワンだの世界

きみにもう1度触れたくて

亡くなったペットがちらりと姿を見せたり、足音を
させたりする話は結構多い。

溺愛していた猫を失った友人は、寝ている時に胸の
上を猫が歩いているのを感じた事があるらしい。
普段は全く霊感の無い友人でさえ不思議な体験を
している。

某掲示板でもそんなエピソードには事欠かなかったし、
私も密かにそれを期待していたが、それよりもっと
いいアイデアが閃いた。

私にはちょっとした特技があり、お昼寝の最中
半覚醒状態になった時に、そこに存在しないはずの
ナニモノかの手や頭に触るのだが、これを利用でき
ないかと思ったのだ。

ただし私の様な霊の世界に無知な人間が、こんな事を
面白がって何回もやっていたら、その内その得体の
知れないナニモノかにこっぴどい目に合わせられる
かもしれないという心配もあった。

こんな時は猫福さんに尋ねるのが1番だ。
特に問題無しという事だったので、早速挑戦してみた。
アーニーは私の傍にいるらしいので、あとは私の
腕次第だ。

運良く3回ほどアーニーらしき肢や体を触る事が
できた。
しかも3回目は彼の鼻息まで聞こえてきて、感激の
あまり泣いてしまったので、涙が滲んだまま
半覚醒状態から一気に目が覚めてしまった。

興奮したまますぐに猫福さんにメールを出した。

「触れたよ! アーニーに!
絶対に間違いないよ!
今までの触り方と全然違うよ!
すごいすごいすごい!」

「詳しい事を日記に書いたよ。
とにかく今までのとは全然違うの!
何もかも猫福さんのお陰だね。
アーニーも頑張ってくれてるんだね。
あれがアーニーじゃなかったら、明日はふんどし
1枚で出勤してもいいよ。
猫福さん、ありがとうありがとうありがとう!」

これが7月13日の出来事だった。
それ以来半覚醒状態を1度も作れず、8月8日を
迎えてしまった。

その日は四十九日にあたるが、私の傍にいるはずの
彼はどうなるのだろう。
またもや猫福さんの登場である。
by wanda_land | 2007-09-03 22:15 | アーニーのお話

by wanda_land