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ワンだ~ランド

wandaland.exblog.jp

なにげない出来事を薄く薄くのばしていく金箔職人ワンだの世界

彼との久し振りの再会

星になった愛犬アーニーの夢をこの頃ちっとも見ないなぁと
思っていたら、やっと2日前のお昼寝の最中に彼に会う事が
できた。

半覚醒状態になった時にそこにいるはずの無いナニモノかを
触るのは、私のちょっとした特技になってしまった。

それは例えば激辛海鮮チャンポンの大盛りを2杯食べた後に
ジャンボ・チョコパフェ(6~8人様分・要予約)を完食
できるとか、小学校から高校までの全クラスメートの住所と
電話番号と3サイズをそらで言えるとか、ロシア語で
佐渡おけさが歌えるといった類のごくごく平凡な特技である。

少なくとも、右手で絵筆を使いながら左手で鍋振りができる
とか、スキップをしながら炭坑節が踊れるとか、風上にいる
動物の雌雄を嗅ぎ分ける事ができるなどという、18歳以上に
なったら誰でも1度は挑戦した経験がある事と、質的かつ量的
かつ完成度的かつインパクト的に、ほぼ同じ次元のものだと
断言できよう。

更に言えば、米俵を足の親指1本で回せるとか、鼻から
すすったうどんを耳の穴から出せるとか、群れからはぐれた
小象を母乳で育てる事ができる、などという日本人女性の
3人に1人が「イエス」と答えるものと同列であろう。

しかしお好み焼きが食べたいと念じると、その日の夕ご飯に
焼きソバが出るとか、モスで何かおやつでも食べたいなぁと
念じると、友人が「今日はマックに行く?」と誘ってくれる
とか、誰からも食べられない様に結界を張って冷蔵庫に
入れていた好物のプリンが、賞味期限を10日過ぎても
奇跡的に残っている、などという特技とはやや異質のもので
ある事は論を待たない。

その日は久し振りに「目が覚めたかどうか微妙な状態」に
なったので、いつもの様に両手を上げて目の前の空間を
探りながら、心の中でアーニーの名前を何回も呼ぶが気配
すら感じられない。

仕方が無いのでそこらへんに漂っている幽霊さん(?)と
握手を交わしつつ、「アーニーを呼んで来て下さい。」と
頼んでみた。

4人目の幽霊さん(?)と握手をした直後に彼はやって来た。
わんこの前肢と思われるものを握った後、アーニーはいきなり
私の胸の上に伏せをした格好で乗っかっていた。

私は常に目を閉じているので感触だけしか分らないが、彼も
私と同様に久し振りの再会に大喜びしている様な気配が
伝わって来る。

彼は来た時と同じく、唐突にいなくなる。
これもいつもの事だ。
ただし「いなくなった」「姿を消した」「寂しい」という
意識は無い。

お昼寝の時だけタイミングが合えばこうして愛犬と再会
できる。
私がお昼寝が大好きな理由の1つである。
by wanda_land | 2008-05-03 22:32 | ワンだ日記