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ワンだ~ランド

wandaland.exblog.jp

なにげない出来事を薄く薄くのばしていく金箔職人ワンだの世界

聞き分けのイイ幽霊さん達(激怒)

かねての約束通りお供養をして頂きたい。。。
ごくごく当たり前のお願いなのに、ありとあらゆる事に
難癖を付けた上に、自分だけの幸せではなくて皆の
幸せを祈っていると言い切る母を、逆に怒鳴りつけて
いる慈恵お上人様。

私達以外にも人がいたが、私の感情は最早止まらない。
大慌てでバッグから取り出したハンカチを口に当て
ながら、本堂の隅に移動する。

「すいませーん、あっ、ちょっと私おかしいですー、
別に泣きたくないんですけどね、なんかヘン。。。」

半笑いで弁解しながらも、心のどこかに胸が
張り裂けそうなくらい悲しむ誰かが居る。

声を押し殺そうとしてもできない。

 うあーーーん あーーん あーーん!!

こりゃおかしいぞおかしいぞと本当の私は怪しんで
いるのに、子供の様に大声を上げている。

少し落ち着いた頃慈恵お上人様が、「ワンだちゃん、
頑張ってね。」と声を掛けてきたが、私はわざと
無視した。

頑張ってるさ、もちろん。
頑張っているのを絶対に認めようとしないのは
あなたじゃないか。

涙が止まった後も私の腹はどうにも収まらない。
色眼鏡で私達を判断するのはもういい加減にして欲しい。

頭にかーっと血が昇った。
激しい怒りに駆られて、もう少しでお上人様に
罵声を浴びせるところだった。

「ごたすか言わんで、さっさとお経を上げに
行かんかっ!!
いつまでうだうだ言いよるとか、このバカたれがっ!」

仁王立ちになって言うところだったが、さすがに
これはぐっと我慢した。
しかしいくら歯がゆい思いをしても、お上人様に対して
こんな激しい感情を持つのはいささか度を越している。

私がそこまで激昂する事でもないし、実際に本当の
私は「あ~あ、いつになったら行ってくれるんだろ?
何がそんなに面倒なわけさ~、もう~。」と思った
ぐらいだった。

憑依かな、と思った。
by wanda_land | 2008-09-02 22:36 | ワンだ日記