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ワンだ~ランド

wandaland.exblog.jp

なにげない出来事を薄く薄くのばしていく金箔職人ワンだの世界

蒔いた種を刈り取る時期

昨日仕事帰りにお散歩をしている賑やかな一団と
すれ違い、その中の1人から声を掛けられた。
私がケアマネだった時に担当していたカワゾエさん一家
だった。

「ワンださんには本当にお世話になりました。
ありがとうございました。」

彼女の隣には長女のミチルさんもにっこり笑って
立っている。
あの頃はまだ高校生だったのに、いつの間にか
もう2人の子供のお母さんになっていた。

「ワンださんにはよくしてもらいましたよ。
何かあったら何でもすぐに相談できたし。
後任の人(鬼林)は。。。ちょっとね。
今のケアマネの人もいいですけど、やっぱりワンださんが
1番よかったです。」

私には褒められると照れ隠しの為に、逆に全力投球で
自分をけなしてしまう妙な癖がある。

この時も「いえいえ、私みたいなまぬけなケアマネで
すみませんでした。」とか「何かあったらすぐに
おろおろするだけで、かえって申し訳ありません
でした。」とか、カワゾエさんの話に被せる様にして
喋ってしまった。

せっかくの褒め言葉を正確には覚えていないが、
記憶のかけらを掻き集めると、恐らくきっと多分
もしかしたら概ね上の様な内容だったと思う。

私はケアマネとしては失格だった。
その事は充分自覚している。
あまりのだめだめさが原因で、鬼山・鬼林コンビから
散々叩かれて、廃人の一歩手前まで追い詰められた
ぐらいのダメさ加減だった。

そんな私に5年経った今でも、にこにこ笑いながら
「ありがとうございます。」と口々に言ってくれる
カワゾエさん母娘に、ちょっと涙目になってしまった。

「母は〇〇病院に入院してるんですけど、隣のベッドに
いる人も『ワンださんは良かったですよね~。』って
言ってましたよ。」というカワゾエさんの言葉に、
またまた目頭が熱くなった。

私が担当していた方か、それともそのご家族なのかは
聞かなかったが、世間は狭いんだなとつくづく思う。
悪い事はできないものだ。

今は自分が蒔いた種を刈り取る時期らしい。
私の身辺のごたごたにも、そろそろピリオドを打つ時が
やって来そうだ。
by wanda_land | 2008-10-04 22:45 | ワンだ日記