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ワンだ~ランド

wandaland.exblog.jp

なにげない出来事を薄く薄くのばしていく金箔職人ワンだの世界

2007年 07月 02日 ( 1 )

1番大切な愛犬が死んでしまったら、ナナの面倒を
看る気力がなくなり、ほったらかしにしてしまう
のではないかという私の不安を失くしてくれた
猫福さんの次の言葉とは。。。

「でもね、ナナがアーニーっぽくなってくるよ。
アーニーに段々似てくるよ。」

ゴールデンをおばあちゃんに持つナナは、毛並み
だけはそっくりだったので、時たまアーニーと
親子だと間違われていたが、性格は正反対と言っても
よかった。
そんなナナがアーニーに似てくるとは。。。

「ナナはちっとも言う事を聞かないし、アーニーの
肢を齧ったりするから、ますますアーニーが
可愛くなって、その反対にナナは憎たらしいと思う
様になっちゃって。
私も意地悪だから、あんまりひどい時はわざとナナの
耳元で『またそんな事したら保健所に連れて行く
からね。』とかひどい事言ったりした事があるの。
ナナにはどうしても愛情が持てなくて。。。。」

私はしゃくり上げながら猫福さんに告白した。

「うーんそれはね、小さい頃思い切りやんちゃして
自分を出し切って、それからアーニーの性格が
入ってくるんだよ。
今アーニーが教えているところ。」

猫福さんの言葉は驚きに満ちていた。

「ナナはおりこうさんだったでしょ?」

そう、うっかり見過ごすところだったが、ナナは
本当に大人しかった。
多分猫福さんに言い含められたのだろう。
これも数々の「ご褒美」の内の1つだった。

いつもはアーニーだけを先に玄関に入れたり、
車に乗せたりするとヤキモチを焼いてやかましく
吠えていたナナが、最期の2日間はうんともすん
とも言わなかったのだ。

悪くなる一方のアーニーを玄関で寝かせて、
ナナを犬小屋で一晩過ごさせたが、大騒動する
どころか、いる事自体を忘れてしまうほど、
静かにしてくれていた。

父が亡くなった時も一区切りが付くまでは
嘘の様に大人しく犬小屋で寝てくれたのを
覚えている。
その時猫福さんがこの2匹に話をしてくれた
からだった。

アーニーが私の元に現れ、私を救うという大事な
お役目を果たした後、彼の後を継ぐべくナナを
前もって引き寄せておいたのだろうか。
私達親子が寂しい思いをしない様に。
by wanda_land | 2007-07-02 22:34 | アーニーのお話