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ワンだ~ランド

wandaland.exblog.jp

なにげない出来事を薄く薄くのばしていく金箔職人ワンだの世界

<   2005年 05月 ( 29 )   > この月の画像一覧

昨日の朝いつもの様にてくてく歩いて通勤していた。
道幅が急に狭くなっているところに差し掛かった時、
後ろからそろそろと1台の車が近づいて来た。

なるべくお車さまの邪魔にならない様、右側にぐっと
寄ってやり過ごそうとすると、
「あ、おはようございます!」とドライバーが声を
掛けてきた。

私はてっきり知合いかと思い丁寧に挨拶を返しなが
らその人の顔をまじまじと見たが、どう見ても全くの
赤の他人なのだ。

その男性はいきなり「乗っていかれませんか?」と
申し出た。
年齢は50才前後といったところか。

 私「いえ、結構です。(きっぱり)」
 おじ「ちょうど通りがかりだと思いましてね。」
 私「はぁ?いえいえいえ。」

このおじは私がどの方向に行くのかを知っているのか?
私の職場をも知っているのか?

職場に着くや否や上司に報告すると、
「いやぁ、もしかしたらずっとワンださんの事
見てたんじゃないですかぁ?
それで今日が話しかけるチャンスだと思って。ふふふふ。」
と意味ありげに笑った。

じょーだんではありませんですよ。
痩せても枯れてもこのワンだ、いくら何でもどこの馬の骨
とも分からんにやけたおっさんのお誘いなんぞには
乗りませんですよ。
そこまでがっついてはいませんですよ。

この話、母には内緒である。
きっと母の事だ、通勤の時にボディーガードを5人は
付けると言い出すに違いない。
なにしろワンだ家の大事な大事な1人娘なのだから。

しかしそれは困る。
だって仕事帰りに道草喰ったり、ぶつぶつ独りごとを
言ったり、アイスの買い食いができなくなるんだもん。
by wanda_land | 2005-05-31 21:54 | ワンだ日記
昨日UPした画像(野菜のフルーツソース添え)を見て、
「それは美味しいの?」という疑問の声が上がっていた。
お答えしよう。

トマトの方はそれ自体の酸味や甘味と果物の組み合わせに
何の違和感もなく、実に爽やかな1品となっていたが、
レンコンの方は、やはりパイナップルソースより辛子と
合わせるのがまっとうな道ではないかと思った。

その後次々と斬新なお料理が食べ切れないほど出てきた。
このレストラン、はっきり言ってとても頑張っている。
果物と中華料理の新たなる融合を図り、そして更に
和食をも強く意識した上で、数々の創作料理を
出しているといった印象を受けた。

オーナーシェフも優しくて感じのいい男性で、熱心に
お料理の説明をし、お客さんの反応を直接自分の目と耳で
感じ取ろうと、店内を動き回り目配りをしている姿勢にも
感心させられる。

客層はリッチな感じの若い世代で、殆ど満席だ。
隣のテーブルには日本人女性2人組がやって来た。
多分私と同じ様に、日本からメールで予約していたに
違いない。

1番最後に「梨の暖かいスープ」が出てきたが、
品数が多くボリュームのある食事の後に、これは
ちょっときつかった。
半分に切った梨の実が入っていて、ちょっと薄味の
缶詰のシロップみたいな味で、さすがにこれは
メンバー全員の不評を買ってしまった。
素直に梨だけむいて出してくれちゅう話である。

 かなり見にくいけど「慶公宴」のメニューね。
c0022465_21495458.jpg

by wanda_land | 2005-05-30 21:55 | ワンだ日記
さていよいよ今回の目玉「慶〇宴」という私菜房
(プライベート・レストラン)へ出撃の時が来た。

私房菜。。。大げさな看板を出さず、こじんまりとした
隠れ家的な雰囲気を持ち、1日数組の予約客のみに
料理を提供するレストラン、とでも言えばいいだろうか。
香港で流行っているらしい。

「慶〇宴」は私が予約メールのやり取りをしたのだが、
日本語が通じない。
ロシア訛りの英語を縦横無尽に駆使する私でも、
いざ英文を書くとなるとそりゃもうあーた、
大変な苦労なのである。

簡単な単語のスペルは間違うわ、予約日は12月11日
だったのに、「11月」と書いてしまうわ、大ぼけを
かましまくりだったので、きっと私の事をおつむゆるゆるの
ばかちんだと勘違いしたに違いない。

実際の私は品行にして方正、頭脳にして明晰、
大和にして撫子なのに。

私は重度の方向音痴なので、途中で遭難する危険性が
高い。
3日分の食料と水をリュックに詰め、迷子札を首から下げ、
レストランの位置を地図で82回程確認し、目印になる
建物とストリート名などをきちんとメモしていったのだが、
準備万端だったにもかかわらず、やはり迷子の迷子の
仔猫ちゃんとなってしまった。

 「ワンださんは、いっつも最後の詰めが
 甘いんだもねー。」

はい、佳苗さんのおっしゃる通りでございます。
異論はございませんです。

レンコンのパイナップルソース添え
コールドトマトのフルーツソース添え etc  の画像です。

 
c0022465_20545484.jpg

by wanda_land | 2005-05-29 21:09 | ワンだ日記
にっくき相手の不幸をお不動様に願うなど、神をも恐れぬ
所業であるが、母に言わせれば、
「そんなのもちろん滅多にない。」らしい。
滅多にないという事は「まれにある」という事だ。
くわばらくわばら。

ある時「お不動様が本当にいらっしゃるなら、その証拠を
見せて下さい。」と祈って眠りについたその夜に、
ふと目が覚めたそうだ。
そして自分の足の裏に誰かの足の裏がぴったりとくっつき、
それがとても暖かかったという。

 「ああ、お不動様はやっぱりいらっしゃったんだな、
 疑ってすいまんせんって思ったよ。」

しかも「お不動様の前で手を合わせて拝んでいると、
赤い炎がゆらゆらしてるのが見える。」そうだ。
私が見えないと言うと、
「え? あんた見えないの?あら、そお?」と逆に驚いていた。
普通見えんよ。
さすが巨費を投じてお不動様を独断で建てた女だ。

しかしだからと言って気に入らない人の不幸を祈るのは
モラルに反している。
私はどんなひどい目に合っても、絶対に人を呪ったり
しないと心に決めている。

たとえ憎いあんちくしょーがいたとしても、階段から
ころがり落ちて骨折でもすればいいのにとか、
ぎっくり腰で立ち上がれなくなりますようにとか、
これっぽっちも、薬にしたくとも、小指の先ほども
思っていないわけである。

お不動様が羂索(けんじゃく)でそいつを縛り上げ、
剣でぶった切って、炎で焼き尽くして下さらないかなぁ
などという恐ろしい事など全く考えた事はない。


あ、でも米粒大くらいは考えてるかなっ。  うふっ
by wanda_land | 2005-05-28 21:06 | ワンだ日記
お不動様のお陰でワンだ家の運命は、その日からカチリと
音を立てて変わった。

幾つもの難問がボディブローの様にワンだ家の体力を
消耗させている渦中でも、「それでもワンだ家の将来は
ぜーったい良くなる!お母さんはそう信じてる!」と母は
口癖の様に言っていたが、その根拠の薄い確信は
長い長い時を経てついに現実となったのだ。

 「お不動様はワンだ家のお不動様だからね~。
 ほんっとに守って頂いてると思うよ。有り難いね。
 んでさ、頭に来る人がいたりするやん?
 こんちくしょ~って思う時とかさ。 
 そんな時にお不動様に祈ると、その人にナニカが
 起こるわけよ。
 ざまーみろって思うもんなーー。あはははぁ。」

おいおい、ちょと待て。
いくら憎たらしい相手でも、「どうかあの人が不運に
見舞われます様に。
どうか災難が降りかかります様に。」などとお不動様に
願掛けしちゃいかんだろちゅう話である。

 「いやいやそりゃもちろん、呪ったりなんてしてないよ。
  えへへ。
 『人を呪わば穴2つ』て言うしね。
 いかんよー、もちろんそういう事はー。
 だから相手にイヤな事が起きた時なんかさ、
 『もしかしたらあの時私がお不動様にあの人の文句を
 言ったからかもしれない。
 わ~、お不動様ごめんなさい!』って謝ってるもん。
 そんなしょちゅうやってるわけじゃないしさ。
 滅多にしないけどさ。。。。うふふ。」

私から疑惑の目を向けられて母は慌てて否定し、
意味ありげに笑っていたが、真実は闇の中である。。。
by wanda_land | 2005-05-27 21:37 | ワンだ日記
ヒビが入った石碑がどうなったのか、昨日の朝母に
聞いてみた。

 「ああ、あれね。
 たしかぱっくり割れたのをあっちとこっちと両方
 立ててるんじゃなかったかな?
 多分ちゃんと〇〇さんがお供養していると思うけど。」

なんとヒビどころかまっぷたつに割れているらしい。
何事も無い事を祈るばかりである。

そこから話題が我が家のお不動様の方に移った。

 「建てた時はものすごくお父さんから怒られまくってさ、
 伯父さん(父の兄)から呼び出し受けて随分お説教
 されたり、色々とあったよねぇ。」と母は当時を
 振り返った。

独断で母がお不動様を建てた事に対し、神仏の存在など
これっぽっちも信じていなかった父は、蛇の如き
執念深さでいつまでも母を責め、それでも足りずにわざわざ
父の兄弟にまで言いつけに行ったのだ。

ところが、である。
ある日ある時ある人がワンだ家の敷地をぐるりと見て回って
いる時にこのお不動様を眼にして、
 「こんなにきちっと祀ってあるとは素晴らしい。
  これほど信心深いご主人ならば絶対に信用できる。」と
いたく感激したらしい。
絶大なる信用を得た為に、その人からそれ相当の援助を
受ける結果となった。

母と揉める度に必ずお不動様の話を持ち出し、怒鳴りまくって
いた父も、この時ばかりはまるで自分の手柄の様に
得意気だった。。。。
by wanda_land | 2005-05-26 21:13 | ワンだ日記
さてこれほどまでに曰く因縁のある土地に住み、複雑に
絡み合った問題に長年頭を抱えていたワンだ家であるが、
よくある話の様に家族が次々に原因不明の病気や怪我を
したり、おどろおどろしい怪現象に怯えたりした事は
まずない。

1階にいると2階で「ゴトン」と何か硬い物が床に落ちた様な
音がする程度で、ポルターガイストとも無縁だ。

祖父が建てた家を取り壊して仮住まいをしていたのは
近所のおんぼろマンションで、ここもあまり良い場所では
なかったらしい。

毎月お供養の為に訪れていたお上人様から、
「あんた達、よくこんな所に住んでて平気やねー。
どこもどうもない?
私はここに来る度に頭や肩が重た~くなって、気分が
悪くなってくるのよ。」とあくび混じりに言われた事があった。
(幽霊さん関係が近くにいると滅多やたらとあくびが
出るのだ。)

私も母も「そんなのぜーんぜん感じないよね。
頭も痛くなった事ないし。あはははは。」と笑い飛ばして
いたものだった。
要するに親子揃ってにぶちんなのだ。

このマンションとは名ばかりのおんぼろアパートの近くの
山にも何かいわれがあるらしく、成仏していない幽霊さんが
わんさかいて、お上人様がお経をあげ始めると、その山の
方角から霊気がサーッと下りて来て、お経を聞いて
いるという。

幸い私がたまに金縛りにあうくらいで、特に恐ろしい体験を
する事もなく、無事に新築の家へ引っ越す事ができた。
敢えて言わせてもらえば、ぼろっちぃアパートのくせに
えっらそうにマンションと名乗り、オーナーは豪邸に
住んでいる事の方がよっぽど奇々怪々だった。
by wanda_land | 2005-05-24 23:19 | ワンだ日記
私がもう1つ気になっている事。
それもまた石に関係している。
ワンだ家の遠縁にあたる人が、随分前に母に伝えた
話はこうだ。

享保の大飢饉の折、お米を放出して飢えに苦しんでいる
農民達を救ったあっぱれな武士がご先祖様にいたそうだ。
農民はその武士への感謝の意を表す為に石碑を建てた
らしいが、それにひびが入っていると言うのだ。

石や岩には何かが宿っているとしばしば聞くが、
沢山の人々の思いが込もっているであろうこの石碑には、
特に強い念が入っているとしても不思議ではないだろう。
たかが石碑、されど石碑だ。

それだけの話なら私もあまり気にはしなかっただろうが、
ここにもオチがある。

この武士の鑑とも言える人の子孫には男子が少ないのだ。
私も1度だけ家系図を見せてもらったが、今では直系の
男子は誰もいない。
傍系で我が兄ただ1人がなんとか生き延びている貴重な
男子らしいのだ。
あのお気楽たりらりらんな兄だけが。

その後石碑がどうなったのかはまだ母に確認していない
のだが、ひび割れしたままであれば早急に修復すべきで
あろう。

石や岩、墓石をあだやおろそかにしてはイケナイ。。。
by wanda_land | 2005-05-23 21:05 | ワンだ日記
二重構造になっていたお墓。
つまりお骨が置いてある床の、更に下のスペースにも
人骨がゴロゴロと埋まっていたらしいのだ。
思わずぞっとした。

しかもその床、ただの床ではなかった。
そういう事が日常的に行われていたのかは定かでは
ないが、墓石をわざわざ横倒しにしてコンクリートで固め、
強引に床と言うか、天井の役割を果たさせていたのだ。
もちろん空気穴などない。
さぞかしご先祖様も息苦しい思いをしていたに違いない。

そこら中無造作に転がっていたお骨を1つ1つ
拾い上げて整理し、墓石もきれいに磨き、やっと何もかも
きれいさっぱりとリニューアルできたのだ。
母の執念の賜物であろう。

「お墓がこんなだから親戚中色々あったに違いない。」と
母は言う。
確かにこのお墓に関係する親戚には、金銭や健康に
関わる重大なトラブルが妙に多かった。
しかし遺された者がご先祖様に対してやるべき事を
やったのだ、これまでは不幸続きだったが、これからは
きっと事態は良い方向に進んで行くに違いないと思う。

実際にお墓が整えられた後、ワンだ家が抱える幾つかの
難問がするすると解決し、私を取り巻く状況は一挙に
好転していく事になる。
万々歳と言うところである。

が、私にはもう1つだけ少し気になっている事がある。。。
by wanda_land | 2005-05-22 18:30 | ワンだ日記
我が家の問題はそれだけではなかった。
「あんたのご先祖様のお墓が傾いてる。
なんとかした方がいい。」と母に忠告した人がいた。
例の悪徳霊能師である。

この人物、決して善人ではないが、かと言って単なる
詐欺師でもない。
厄介な事に特殊な力も持っていたのだ。

そのお墓を是非とも修復したいというのが母の願い
だったが、
「ヘンな宗教に染まっているのではないか。」
「詐欺師にでも騙されているのだろう。」
「お墓がどうこうしていても自分達には無関係だ。」
とでも思ったのだろう、親戚は母の話に全く取り合っては
くれなかった。

しかし長年の時を経て、それまで反対していた人達が
高齢となり、重い病気にかかったり亡くなってしまった今、
母の立場は俄然強くなった。
3家が費用を出し合い、ついにお墓を立て直す運びと
なったのだ。

やっと工事が始まったのだが、お墓は二重構造になっており、
なんと下の方にも人骨が埋まっていた。。。。
by wanda_land | 2005-05-22 00:47 | ワンだ日記