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ワンだ~ランド

wandaland.exblog.jp

なにげない出来事を薄く薄くのばしていく金箔職人ワンだの世界

<   2007年 07月 ( 26 )   > この月の画像一覧

「はなしかけてみるね。
ありがとうをいっぱい伝えるよ。」
とメールを返した後、猫福さんから勧められた通り、
アーニーの思い出話をした。

「アーニーはさ、仔犬の頃は暴れん坊だったよね。
大人しかったのは家に連れて来られた時だけ
だったもんね~。
足首ぱくぱく噛み付くもんだから、ストッキング
なんてすぐボロボロになってさ。

ちっちゃい時はお風呂場(脱衣室)にねんねしてた
よね。
毎朝ドアを開けると、むくっ むくっ って
大きくなってて、このままいったらどこまで大きく
なるんだろう、ってお母さんと言ってたんだよ。

いたずら坊主だったけど、聞き分けはよかったね。
1度『だめ!』って言ったら、その後はしなかった
もんね。

『2階に上がったらだめよ。』って言ったら、絶対に
上がって来ようとしなかったし、私達が出かけてる
時も絶対に上がってなかったもんね。
おりこうだね、アーニーは。

お散歩に行ってた頃さ、放し飼いの犬からケンカを
売られた事があったよね。
私が止めようとしたら、私の腕をうっかり噛もうと
したよね。

アーニーはハッとした顔をして、止めてくれたから
よかったけど、あの時はびーっくりしたよ。
アーニーもびっくりしたんじゃない?

ナナにも優しかったね~。
後からやって来たチビのくせにさ、アーニーより
自分が上、みたいに生意気でさ。

でもアーニーはなーんにも言わなかったね。
ちょっと甘やかし過ぎたんじゃないの?
もうちょっと厳しくてもよかったんじゃないの?
アーニーパパは優しいね、偉いね~。。。」

ナナとアーニーの間に血の繋がりは無い。
ただしナナがアーニーに噛み付いたり、顔の上に
どすんと乗っても、アーニーが寛容なところを
見せた時だけ、私は彼をアーニーパパと呼んで
いたのだった。

いつも穏やかでどっしりとしていて、まるで
いざとなったらコワイけど、普段はとっても優しい
「お父さん」の様な雰囲気を醸し出していた。

「それからさ~。。。」

彼の思い出話はまだ続いた。。。。
by wanda_land | 2007-07-30 21:36 | アーニーのお話
私にできる事は傍にいて彼を撫でる事ぐらい
だった。

あんなにお気に入りだったブラックソルトも
舐めなくなってしまい、ほんの少しお水を飲む
程度。
ヨーグルトも小さなカップの三分の一も舐めて
くれただろうか。

ずっと介護していてもちょっと離れていた間に
亡くなる事がある、という先生の言葉がずっと
頭にこびりついていたので、アーニーの傍を
離れるのは恐かった。

アーニーを見守りながらパンとバナナをぱくついたり、
トイレに行く時も「ちょっとおしっこに行って
来るね。待っててよ。すぐ戻って来るからね。
ごめんね。」と声を掛けながら、後ろ髪を引かれる
様にしてトイレに急行した。

とは言えトイレに行ったのは1日に2回ぐらい
だっただろうか。
1年中衰えない私の食欲もさすがにどこかへ
消え去り、まともに水分を摂っていないのだから
当たり前の事だが。

左頬の腫れに加えて、今度は口の中のひだまで
腫れて垂れ下がってきた。
その事で何度か猫福さんとのメールのやり取りを
した後、アーニーに是非伝えたい事を猫福さんに
託した。

朝から泣き続けていたせいか、コンタクトが曇って
いて携帯の画面が見にくい。

「朝から比べると低下してるみたい。
今の望みは最期を看取ること。
せめて私がそばにいる時に。
お願いします。」

猫福さんから返って来た返事はこうだった。

「伝えたよ。
うん ありがとう。おもくてごめんね。
もっとちいさいままだったらだっこされてずーっと
いられるのに。
ちいさかったらよかったのになぁ。
そしたらもっと息も楽だったかも知れないなぁ。
って いろんなことうつらうつらしながら
思い出してるみたい。体とは裏腹に。
話しかけてあげるといいよ昔の思い出とか。」

重たいから病院に連れて行くのは無理だという
母との会話を、彼は聞いていたのだろうか。
彼は彼なりに特大サイズの体の事を気にしていた
のかと思うと、切なくなってくる。

そんなの謝る事なんかないんだよ。
アーニーは大きなわんこだから好きだったんだよ。
だって大きなわんこがずっとずっと欲しいなぁと
思ってたんだもん。
だっこできないのは残念だけど、その代わりに
ほら、頭をなでなでしてるでしょ?
ちゃんとおててを握ってるから。。。
by wanda_land | 2007-07-29 21:14 | アーニーのお話
施設長に電話で理由を話し、
「犬ぐらいの事でお休みをもらってすみません!」と
謝った。

「はいはい、いいですよ。
人が足りないのはどうにかなるでしょう。
それよりも私はワンださんの方が心配ですよ!
大丈夫ですか?」

まだ彼の様子がおかしいという段階なのに、私が
早くも泣きべそをかいていたのだから、施設長が
心配するのも無理は無い。
施設長は犬も猫も嫌いだと日頃言っていた人だった
ので、この快い返事に心底ほっとした。

その後の猫福さんからのメールで私の迷いは完璧に
ふっ切れ、やましい気持ちもどこかへ飛んで行った。

「今日はワンださんにとってものすごく大切な日
だけれど、同僚にとってはちょっと手が足り
なかった日、というだけの事。
今度同じ事が同僚に起きたら、ワンださんが
協力してあげればいいんだから、気にしないんだよ。」

そんな内容のメールに私は俄然勇気づけられた。
同僚に多少迷惑を掛けてもいいじゃないか、
その代わりいつかこの借りは何倍にもして返せば
いいのだから。。。

玄関に横たわっているアーニーの傍に新聞紙を敷いて
座り込んだ。
さあ、これからが長丁場だ。

梅雨にしてはとても気持ちの良い日だった。
晴れてはいるものの気温も湿度もそれ程高くなく、
風がそよそよと吹いている。

アーニーを横目で見ながら、
「往診はどうしようか。
どうせ先生に来てもらってもどうしようもないし、
病院に連れて行くったって、重くて持ち上がらない
もんね~。」
と母が言った。

容態が急変しても酸素吸入で呼吸を楽にする事ぐらい
ですね、と先生も言われていた。
病院に連れて行ったとしても手の施しようは無い。

往診なら尚更治療は制限されるし、きっと無駄足に
なるだろう、病院との往復も心臓にかなりの負担が
かかるに違いない。
私と母2人、自宅でできるだけの事をしてあげよう。

顔の腫れが徐々に目立つ様になってきた。
保冷剤をハンカチでくるんで当ててみたが、打撲
ではなく心臓からくる浮腫なら効果は全く無いので、
これはすぐに中止した。

腫れ上がった顔の画像を猫福さんに送ろうとしたが、
なかなか上手く撮れない。
アーニーはごくたまにお水を飲む時以外は顔を
上げようともせず、狭い所に鼻先を突っ込んだまま
荒い息をしていた。

ついに顔が完全に変形してしまうほど、腫脹は
ひどくなった。
by wanda_land | 2007-07-28 22:05 | アーニーのお話
小雨の中おしっこに連れ出した夜、母が気になる
事を言った。
「今日はフードをあんまり食べてないもんね。」
あれほど旺盛だった食欲が落ちるとは。

自力で排泄に行ける、食欲がある、お水もよく飲む
という健康のバロメーターの内、既に2つが怪しく
なってきたわけだ。

なんとなくその事が頭の隅に引っ掛かっていたので、
玄関に寝せているアーニーに何かあったらすぐに
駆けつけられる様、居間で休む事にした。

翌朝5時40分頃、物音がするので見に行くと、
アーニーが伏せをしたままハーハー言っている。
それによくよく見ると左頬あたりが腫れていた。

起き出した母に話すと、「昨日は雷が鳴ってたから、
大騒ぎしてどっかにぶつけたんじゃないかな?」
と言ったが、どうも打撲ではなさそうだ。

彼は何よりも雷を恐がっていたが、大暴れをして
腫れあがる程体の一部をどこかにぶつける事は
今まで無かった。

一応出勤の準備をしたものの、いつもと違って
起き上がろうとしないアーニーを、どうしても
放っては行けない。
かと言って職場も人手不足だ、そう簡単に休むとも
言いにくい。

迷った挙句猫福さんにメールで事情を伝え、頃合を
見計らって電話を掛けてみた。

「でね、今は特に人が少ないから休みにくいんだけど、
どう思う?。。。。今日かな。。。?」
勇気を振り絞って聞いてみた。

猫福さんはちょっと間を置いて、
「う~ん、そうだねぇ、今日じゃないと思うよ。」
と慎重に答えてくれた。

「それじゃ今日は出勤した方がいいかな?」

「うーーん、でもね、もしも今日休まなかったら、
ワンださんが一生後悔すると思うんだ。」

猫福さんの力強いこのひと押しで、私の心は
決まった。
そうだ、些細な事が後々後悔に繋がるのは目に
見えている。

飼い犬の病気を理由に休むのは非常識かもしれないが、
アーニーは私にとって最早ただの犬ではなかった。
彼を最期まで看取りたい。
それがどんな最期でも。
by wanda_land | 2007-07-26 23:04 | アーニーのお話
伏せをして顎を床に着けていると静かなのに、
頭を上げると呼吸は突然荒くなる。
顎を着ける方が心臓も気道も圧迫されて苦しい
はずなのに、アーニーは逆だった。

顎をクッションの上に乗せてやったらどうかと
思い、低反発クッションに顎を乗せる様に
促しても、アーニーは一向に興味を示さない。

クッションを枕にして寝転がりながら、
「ほらほら、こんなにすると気持ちいいよ~。
これでねんねすると楽ちんになるよ。
いいないいな~。」と彼にお手本を見せてみたが、
彼はそんな私をじっと見つめるだけだった。

雨が降ってまたアーニーのお腹や肢がどろどろに
なったので、玄関に寝せる事にした。
足洗い場のホースでドロ汚れを落とそうにも、
肢が上がらないのだ。

立っているだけで精一杯だったのか、私が渾身の力を
込めてちょっと持ち上げただけでも、ふらふらして
立っていられない状態だった。

玄関に寝せる時は私が上がり口に腰掛けたり、
しゃがみ込んでアーニーを撫でていたが、腰痛持ちの
私には辛い体勢なので当然彼と接する時間も短くなる。
私がうめきながら立ち上がると、なでなでタイムは
終わりだ。

私は写真を撮られるのが嫌いなので、デジカメにも
しばらく関心が無く、アーニーが小さい時の写真は
ピンボケの物がたった1枚しか残っていない。
私との写真もまともに顔が写っているのは全く無い。

その代わり玄関に寝かせる時は壁に掛かっている
大きな鏡に向かい、「ほら見て、一緒にいるよ。
このシーン、しっかり覚えててね。」とアーニーの
肩を抱いて頬を寄せた。

せめて笑顔の私といる映像を彼の記憶にしっかりと
留めておきたかったからだ。
それは私と彼だけしか知らないツーショットだった。

出勤の時は私の姿が見えなくなるまで見送って
くれたものだが、頭を持ち上げるのもきつくなった
のか、次第にそれも無くなった。

小雨が降る中アーニーとナナを連れて玄関のすぐ
近くでおしっこをさせたが、まともに歩けたのは
それが最後だった。
by wanda_land | 2007-07-24 22:33 | アーニーのお話
「銀河の泉」で作られたエネルギー水の効果が
はっきり分らないまま、私も「銀河の泉」を注文
する事にした。

1つ1つ注文生産されているので、手に入るのは
1ヶ月半後になるらしい。
間に合わないな。。。
私はなんとなくそう感じていたが、これも何かの
ご縁に違いない。

アーニーに飲ませなくても自分達が飲めばいいし、
それを必要としている人がいたら分けてあげる事も
できるのだから。

夕食後はPCに向かうのが私の日課だ。
ブログの更新も気になっていたが、日記を書くのに
集中しているとアーニーとの時間が短くなって
しまう。

ブログの方はぼちぼちやればいいか。
今はしっかり向き合って、彼の気が済むまで話し
たり、撫でてやろう。

人工芝とカーペットを敷いている所は難なく歩いて
いたが、フローリングはつるつる滑っていた。
爪が伸び過ぎているのと、下肢筋力の低下が進んで
いた為だ。
伏せの体勢から立ち上がるだけでひと苦労だった。

カーペットや床に点々と付着している血痕を見て、
面倒臭がり屋の私は、「あ~、また汚してる。」と
少々うんざりする事もあったが、これもアーニーが
生きているからこそだと思うと、それからは汚れを
拭き取るのが苦にならなくなった。
後肢の腫瘍からの出血はいつの間にか止まり、
カサブタができていた。

雨が降った日は全身びしょ濡れでドロ汚れがひどく、
家に上げられない。
その日も玄関に寝せていたが、朝起きるとどこからか
異様な匂いが漂って来た。
アーニーが家に上がりこみ、人口芝の上で便失禁を
していたのだ。

この時を除いて家の中で失敗したのは、成犬になって
1度しかない。
夜間どうしても我慢できない時はぴーぴー鳴いて
私達に教えてくれていたのに、今はそれも難しく
なっているのだろうか。
伏せをしたまま微動だにしない彼が不憫だった。

どんでん返しを期待して、「ありがとう」を繰り返し
ながらアーニーを撫でていたが、病状は日を追う
ごとに悪化していった。
by wanda_land | 2007-07-23 21:36 | アーニーのお話
勝ち気で負けず嫌いのナナも、何かを感じていた
のか少しずつ聞き分けが良くなってきた。

以前はアーニーを先に連れ出したり、こっそり何かを
(それがフィラリアのお薬でも)食べさせていると
嫉妬心丸出しでわんわん吠えていたが、大人しく
待つ事ができる様になった。

2匹一緒に歩かせると、どうしても若くて体力のある
ナナの方がリードを引っ張り、アーニーが遅れてしまう。
しかし「ゆっくり行くよ、ゆっくりね。」と声を
掛けながら歩くと、ちゃんと私とアーニーのペースに
合わせてくれるのだ。

アーニーはおしっこをさせた後その場に座り込む
代わりに、今度は玄関とは違う方向に行こうとする
様になった。
不自由な体なのに、いや不自由になったからこそまた
お散歩に行きたかったのだ。

きっと猫福さんが教えてくれた通り、彼は
「昔この坂道を下って一緒にお散歩に行ったよね。
今の内にまた歩いてみたいんだ~。」とでも言って
いたのだろう。

心臓が悪いだけならゆっくりと短い距離を歩かせれば
すむが、硬いアスファルトの上を後肢の爪先を巻き
込みながら、とぼとぼ歩いている姿は痛々しくて
見るに耐えない。
それでも彼は歩こうとした。

暗がりの細い道を犬2匹を連れて歩くのは危ないし、
帰りは上り坂になるので遠くには行けない。
坂道を下りたところの駐車場で我慢だ。
しばらくそこで過ごすと、少し満足したのか私が
促すと渋々ながらも素直に家へ戻った。

そう言えばアーニーは習っていない単語を何故か
知っていた。
私も母も彼の前で呼ばれて返事をする事はまず無いし、
会話の中にでてきたとしてもそれが何なのか理解する
のは無理だろう。

ところが分るはずがないと思いながらも、
「お母さんに(おやつを)もらえば?」とか、
「ワンだの所に持って行って。」などと話しかけると
とことこ行っていた。

風船遊びをした時にも「風船どこに行った?」と
私が初めて「風船」という言葉を出すと、すぐに
ソファーの上に落ちた風船に鼻先を近づけた。
ただの偶然だろうと思ったが、生まれて初めて見た
この丸くてふわふわした物を、きちんと風船だと
認識していた様だった。

そう言えば「走る」という言葉も教えていないのに、
すぐに反応していた。
元気な頃は坂道の途中で「走ろっか?」と言うと、
言い終わらない内にアーニーはすごい勢いで私を
引っ張ってくれていたっけね。
by wanda_land | 2007-07-22 21:47 | アーニーのお話
夕べ8時頃、動物病院の先生が親子揃って我が家
に来て下さった。

「明日はアーニーちゃんの月命日なんですけど、
ちょっと来れないので今日伺いました。」

先生の腕にはカサブランカの大きな花束があった。

「うわ~、こんな大きな。。。。
きっとアーニーが喜ぶと思います!」

白衣を着替える時間も惜しんでわざわざ来て頂いたと
思うと、嬉しくて胸がいっぱいになった。
食いしん坊の彼の事だ、きっと鼻をくんくんさせ
ながら、「ねーねー、それ食べられるの?
おいしいの?」と尻尾をふりふりしていたに違いない。

昨日の夕方はちょうどアーニーの話をしたところ
だった。
彼が逝ってから、母と2人でじっくりと話すのは
これが初めてだった。
夢の中に彼が出てくるかどうか聞いてみたが、まだ
1度も見ていないと言う。

「なんか訳の分からない夢は見るけど、アーニーは
全然出てこないね~。
火葬場の中に運ばれて行くアーニーの姿がすごく
目に焼きついてるわけよ。
アーニーの事を考えるとあの姿が思い浮かんで
くるから、あんまり思い出したくないもんね。」

確かに人間と違って棺やそれに代わる箱ではなく、
台の上に伏せをしたままの状態で奥の方に運ばれて
行くシーンは、忘れようにも忘れられないかも
しれない。

しかしあれこれと面倒を看て、最後の瞬間まで
きっちりと一緒に看取ったのに、私と母では全く
違った感情を持っていたのは意外だった。
気丈で普段は滅多に涙を見せない母が、しきりに
目をこすっていた。

そうか、私は猫福さんからアーニーが私達の傍に
いる事、痛みや苦しみを取ってもらった事などを
聞いて随分心が軽くなっているけど、母にはそれを
充分に伝えていなかったんだっけ。。。

母がペットロスになってはいけないと思い、
猫福さんから教えてもらった事や、半覚醒状態の時に
アーニーに触った話をしてみた。

サイパンから連れて帰ったらしい旧日本兵の
幽霊さん達に、「今日は用事があってお寺に行けない
から、絶対に私に悪さをしたらだめですよ。
明日はちゃんと行きますから。」と言い含め、約束を
守らせたツワモノの母の事だ、きっといつか私と
同じ様な体験ができるに違いない。
by wanda_land | 2007-07-22 00:14 | アーニーのお話
体にいいはずのE水を受けつけないのは妙な話だ。
てっきり大喜びで飲んでくれるとばかり思っていた
のに、アーニーは匂いを嗅ぐとそっぽを向いて
しまったので、私は早速猫福さんに報告した。

「手の平にE水を汲んだら、全部じゃなかったけど
やっと飲んでくれました。
E水の効用なんかを説明したりホメホメしながら
だったけど、仕方ないなぁって感じだったよ。
 とほほ 」

するとこんなレスが返って来た。
「特別な波動を持った水なので、ひょっとしたら水と
認めてなかったのかも。
でも、少しでも口にしてくれれば、その波動は広がる
から人の場合も、少しずつ慣らしていくといいと
かいてあったよ。」

何しろ別名「波動水」とも呼ばれる水だ。
水だと思って覗き込んだら、バケツに入っていたのは
バイブレーターだった、くらいの驚きがあったのでは、
という猫福さんの話に私は深く納得した。

後でナナにも飲ませようとしたが、反応は同じだった。
私達人間が感じない違いを、犬達の方が敏感に察知
していたわけだ。
アーニー達が飲もうとしなかった事が、かえって
「銀河の泉」で作られたお水が水道水とは違うものだ
という証明になった。

猫福さんから届いた物はE水の他にもあった。
優しい、心が安定する気を出すソルトランプ。
これは自然治癒力を最大限に発揮できる波動をもった
メディカルランプだそうだ。

照明を消してソルトランプをつけると、なるほど
柔らかくて暖かみのある光が灯って、なんとなく
気持ちが安らいでくる。

もう1つはブラックソルト。
硫黄臭のあるこの岩塩にはミネラルが多く含まれ、
しかも塩分は60%くらいで、「ヒマラヤの野生動物は、
怪我や病気の時にブラックソルトをなめる」そうだ。

E水と違ってブラックソルトは大好評だった。
ず~っと舐めまくりで、隙を見てかじろうとする。
夢中になって舐め続け、少し呼吸を整えてまた延々と
舐める、の繰り返しだった。
試しに私も舐めてみたが塩分60%とは言え、かなり
しょっぱかった。

このブラックソルトもただものではなかった。
何度もアーニーとコンタクトを取っていた猫福さんの
波動入りなのだから、彼のハートをワシ掴みにして
離さないのは当たり前の事だった。
by wanda_land | 2007-07-20 21:17 | アーニーのお話
猫福さんにもその事をメールで報告すると、意外な
返事が返ってきた。
「叱られても何故だか嬉しいアーニーでしたw」と。

私から叱られて喜んでるなんて、ヘンなやつめと
その時は思っていたが、そうではなかった。
彼はその日が近い事を知っていたのではない
だろうか。

残された時間はあとわずか。
泣いても笑っても私と一緒にいられる時間は
限られているのだ。
だからどんな事でも嬉しかったのかもしれない。

5月の終わり頃に猫福さんからお水が届いた。
波動水や蘇生水、E水(エネルギー水)とも
呼ばれていて、神坂さんという方の発案で制作
されたセラミック製の製水機「銀河の泉」で
作られたものだ。

1つ1つ手作りの為生産が間に合わず、注文しても
1ヶ月半程待たなくてはいけないらしいが、無理を
して手に入れた貴重なこのE水を、わざわざ
猫福さんはアーニーの為に送ってくれたのだ。
アーニーを死なせてたまるか、という猫福さんの
意気込みがひしひしと伝わって来る。

早速E水を飲ませようとしたが、ポリバケツに
入れたE水の匂いをちょっと嗅いだだけで、ぷいと
顔をそむけてしまった。
これは予想外の反応だ。

お薬の副作用でかなり喉が渇くらしく、いつもは
ポリバケツのお水をがぶ飲みしていたのに、E水
には全く口を付けようとしなかった。

足洗い場の溜まり水や前日の朝に汲んでいた
落ち葉や虫が入り込んだ飲み水でもも平気なのに、
どうしてこんなに拒否反応を示すのか不思議で
たまらない。
試しにほんのちょっと飲んでみたが、匂いも味も
特に変ったところはない。

私の手の平からは飲むくせに、決して直接飲もうと
しない。
仕方が無いのでいちいちすくって飲ませたり、好物の
キャベツを浸して食べさせたりした。

猫福さんをして、自分の家族に万が一の事があったら、
ゴムホースを突っ込んででも飲ませる、と言わしめた
E水を飲もうとしない理由を尋ねてみた。
by wanda_land | 2007-07-19 22:14 | アーニーのお話